RSKラジオ「企業セレクション」に登場1/3

地元放送局、RSK山陽放送のラジオ番組「せとうち企業セレクション2016」
10月2日弊社の社長が出演いたしました。
インタビューの模様を3回にわたってご紹介いたします。

備前市の本社での取材ということもあり、スクリューメッシュ、会社の話から、地元備前への熱い思いに及び、あっという間のインタビューとなりました。

ナビゲーターのRSKの石田アナウンサーより
「業界の常識にとらわれない開発力の原点をトップインタビュー!」
と力強くご紹介いただき、番組スタート。

早速、スクリューメッシュの誕生秘話について
—鉄の事を全然わからなかった息子さんが、なんで丸いのばかり?と発想されたところから始まったそうですね?

金網の限界へ挑戦

もちろん、全て順調に進んできたわけではありません。
どのぐらい経費や時間がかかるのか、設備などのこともわからず、技術を全て知るため、中国、韓国、ドイツ、といった外国にも見に行きました。
最初は「ああでもない、こうでもない」と大変でした。

—パイオニアは大変ですよね…

ですが、他社とは違うオンリーワンを目指すことを選んだことで、これに賭けるしかない!と。
ただ、こちらの意見を聞いて試作をしてくれるところが日本の機械屋さんにはなかった為、韓国へ。
2年の月日をかけてようやく、はじめて高速で引き抜きが出来る機械を開発しました。
投資した2000万円はパーだし材料だって200tぐらいは捨てたけど…。
スクリューメッシュの開発に成功したのが2013年。
特許を取得した今年まで紛いものと戦いながら作り続けました。

日本の土木建築業界を一変させるビッグウェーブ

コンクリートの高付着率、軽くて、コストを抑えて大量生産のため、いろんな検査をしてます。
引っ張り検査や3ヶ月間コンクリートの中に入れての引き抜き検査などしました。
社内だけでなく(第三者機関)JFEさんにお願いをして検査、データ抽出もしています。

JFEによる材料試験成績表と引張試験結果比較表

—それが信用になっている…

ええ、経済産業省や国土交通省にも認めてもらえました。
NETIS国土交通省新技術活用システム(※登録番号CG-140013-A)
第6回ものづくり日本大賞 中国経済産業局長賞
中小企業振興財団・日刊工業新聞共催 第27回「中小企業優秀新技術・新製品賞」にて「奨励賞」受賞しています。

※NETISについては詳しくはこちかから

—既存の商品に比べてどれくらいのコスト比なんですか?

重量も25%軽いので単価的にも25%は抑えれます。
加工も既存製品の丸と同スピードでできます。その為に機械の開発に至ったんです。
実は、四角くて捻じっている金網は昔からあったんですが、量産ができず高価なものでした。
それが弊社ではコスト削減でき量産可能になったので、全国へ広まって行きました。

意外なところで活躍!岡山県で殆ど採用

—実は私たちの比較的身近なところで頑張っていると聞きました

ええ、今は経済産業省や国土交通省にも認めてもらえていますが、JIS認証が得られるまでは建築物件に使用されるのは難しいんです。
スクリューメッシュは、猪とか鹿の獣害対策、防獣用金網として岡山県では殆ど採用されているんですよ。
農業をされている方の高齢化もあって、軽量化に成功した金網はお年寄りでも簡単に設置が可能です。
手に持ってもソフトな感触です。片手で持てますし。
一度採用されたところからはスクリューメッシュの指定でリピートがありますね。

サビにくく風の煽りを受けないで丈夫、景観を損ねない見た目といった特徴もあり、ゴルフ場にも採用されている

—需要が増えているんですね

そうですね。おかげさまで。毎年、設備投資をしないと間に合わないほどです。
今はもう24時間稼働ですが、それでも間に合わずに機械設備を追加したり新たな工場も計画しています。
業界にインパクト与えた?いや、嫌われているかも(苦笑)
だけど、建設・建築業界、農業の生産現場、高齢者からは喜んでもらってます。

—「ノブハラの諦めないど根性」こそが高機能でありながらコストを抑え大量生産を可能にした…

インタビューは、スクリューメッシュからノブハラの創業の話へ。
インタビューの続きはこちらから

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