ORIC 経営セミナー

2019/10/23 岡山リサーチパークインキュベーションセンター(ORIC)にお招きいただき、経営セミナーの講演をさせていただきました。

創業から弊社が開発したスクリューメッシュが生まれる迄の過程について。
経営や開発、営業戦略における発想の転換など約一時間お話をさせていただきました。
ご参加くださった経営者や起業家の皆様、ご清聴ありがとうございました。

 

熱意のある経営者や起業家の方々との交流ができたこと、新たな商品やサービスを知ることができたこと、私自身が勉強をさせていただく良い機会にもなりました。

さて、今回のブログでは人との出会い、縁、仲間の大切さについてお伝えしたいと考えております。

会社を起こし、試行錯誤を繰り返してようやく開発できた商品やサービス。
生みの苦しみから解放されたと思ったら次から次へと問題に直面していきます。
販路と資金の問題です。
良いものを作ったとしても販売経路を開拓しなければいけません。
大量生産をしようとすれば資材の購入や生産工場の確保に資金も必要になってきます。
販路開拓においては販社への直接 PR から様々な媒体への広告や展示会などでの宣伝があります。
資金の調達においては銀行融資以外にもベンチャーキャピタルやクラウドファンディング等で資金を集めることもできます。

いろいろな手段はありますが、そこに携わっているのは「人」です。
販社にしても投資家にしても良し悪しを判断するのも「人」です。
商品やサービスに感銘を受けて投資をしてくれる人。
販売を手助けしてくれる人。
宣伝をしてくれる人。
考えや戦略に賛同して協力してくれる人。
実際に今回のセミナーが縁となり出資者と販路開拓の協力を得る事ができた起業家の方もいらっしゃいました。

良いものだから勝手に売れるようにするのも間違いではありません。
良いもの(考え)に感銘を受けて協力をしてくれる仲間を増やすことが大切と考えています。
一人の時では考えもつかなかったような手法で経営から商品開発、販路開拓、資金調達の手助けとなってくれるでしょう。

事業・起業をするうえで幾度となく困難に遭遇することがあるかもしれません。
孤独を感じることもあるかもしれません。
仲間と思っていた人に裏切られることもあるかもしれません。
それでも、同じ志をもった仲間と苦楽を共に歩んでいく事ができれば、
あなたにとっても会社にとっても非常に価値のあることだと考えられます。

今回お会いできた経営者、起業家の方々の益々のご発展をお祈り申し上げます。
この内容が皆様の一助となれば幸いです